2008年2月26日火曜日

明日を信じられる僕たちはまだいない

ちょ、明日どころか今日も信じられない神無です。勉強した記憶がさっぱりないよ。それは現実逃避と人はいう。

まあそれは空の境界の妖精さんが記憶を抜き取ったってことで。鮮花に燃やされてきます。
くだらなくてすみません。そこそこ忙しかったんです。

今まで何度も何度も早朝昼間夕方深夜関係なしにきてた間違い電話と遂に決着をつけてきました。代用機時代にも他の人(もちろん知らない人)から間違い電話もらったりしてるんですが、何私の電話番号そんなに似てる人いるんですか、間違えやすいんですか。謎です。フィルターかけてもらいました。

閑話

シューピアリア最新刊を購入しました。
一、二巻辺りはただ絵が上手いからと読んでたんですが、ここのところの話が普通に面白い。設定はありふれた勇者と魔王がいるファンタジー世界、魔王が勇者に恋をしたというもの。ぶっちゃけ魔王シーラの第一印象が可愛かった故に買ったんですけどね。ドラマCDの桑島法子さんが、「にゃー」が…!
とまあ、以前にも書いたような日記内容ですがまったく。シーラには幸せになって欲しい。サードも幸せになって欲しい。
ARIAも三月に最終刊が出るそうなので楽しみ。アニメは声が合わなくて一話で打ち切りましたが。あぁ、グレンラガンも出るそうだ樹。

と、いうか

空の境界第三章見られない確率がどんと増えますた。試験の生きる気力が…orz

2008年2月20日水曜日

ワカレミチ

道は続くから
分かれ道別れても
もう一度会えるから
歩き続ける限りきっと
君との道は繋がっている

※※※

眩しい
暗いのに、眩しい
なんで?

幸村は雪に照らされた朝日を受けて眠りから目覚めた。
目を擦りながら光を辿ると、カーテンが微妙にずれていてそこから反射した陽が差し込んでいる。
まだ寒い、まだ眠い。その二言を呪文のように繰り返しながら再び布団の中へ潜り込む…ことはできなかった。
「ゆきーっ!!起きろ、約束の日だぞー!!」
窓の向こうから天真爛漫な声が聞こえてくる。どうして彼女はいつもタイミングよく自分を起こしに来てくれるのだ。寝癖でぼさぼさになった髪をかきあげながら、幸村は大声で玄関前で待っているだろう柚子に返事した。

※※※

「ほら、早く!場所は待っててくれてても、時間は待ってくれないんだから」
「待てよゆず、俺まだ起きたばっかりなのに」
そんなの寝坊するゆきが悪い、なんて笑いながら言われたのに言い返せないのが悔しくて。幸村は少しふて腐れながら先を走る柚木に駆け寄った。
天気は真白な雲が浮かぶ清々しい程の晴天、加えて風もないので冬だというのに暖かく感じる。昨晩降った雪は既に道の端に寄せられて、所々に子供が雪だるまを作っていた。
なんというか「平和」、だ。中学生活はもうあと何ヵ月あるかないかなカウントダウン、高校には入学することがついこの間決まった幸村にとって受験戦争はもう無縁なものだった。隣にいる柚子も同じ高校を推薦でとっくに合格している。
そんな柚子から"約束"をされたのは幸村が合格を知る少し前の晩だった。
『ゆきが合格したら、今度の週末は写真取りに行こう』
電話から聞こえる有無を言わさないそのセリフに、幸村はただ頷くしかなかった。仕方ないなと言いながら、自己採点では余裕をもって合格圏にいたので、その日の夜のうちに用意を始めてしまったのは恥ずかしくて彼女には喋っていない。
幼馴染みの柚子と幸村はよく小さい頃から写真を撮りあっていた。初めは親任せだったカメラを二人は同時に興味を持って、小学生の終わりには自分のものを買ってもらっていた。
それから回数を忘れるぐらい、暇があれば二人ででかけて様々な場所で写真を撮った。部活の試合があれば得点をいれた姿、遠足があればはしゃいで大きく口を開けて笑いあう姿、といった具合に。
あまりにも自然な関係に周りの友人も特にはやし立てることもなく、ただの写真好きな二人としてここまできた。多分、高校でもそうだろう。
「何ぼーとしてんの?今日はとことん撮りまくるんだから、フィルムの余裕なんて考えるなよ?」
「殺生な!今月はもうだいぶ使っちゃってるのに」
「その顔もらい」
瞬く瞬間も与えずに、パシャリと小気味いい音が柚子の手の平から聞こえてきた。やられた、普段から人の顔をよく撮る彼女には幸村いえども油断してはいけないというのに。仕返しにこちらも、としたが簡単に防がれてしまったので、仕方なくカメラを空に向けて一枚撮った。
「幸村はあんま人を写さないよなー」
フィルムを巻きながら柚子が話しかけてきた。
確かに、幸村は柚子と違って人を撮ることが少ない。人物写真も嫌いではないのだけど、人が写らない無機質なものの方が気分が落ち着く感じがしたからだ。
そのことを柚子に言ってみると、少し悲しそうな顔をされたうえ、カメラの角で殴られた。
「もったいないよゆき。雲と人の表情に同じものはないというよ?こいつらにさ、記憶させたいって思わない?」
こいつら、と先程凶器となった黒いカメラを軽く指で叩きながら言われた。
「んなこと言っても…今までと変わらない日常なら、いつも同じだろ。変わらないならいいかな…と思って」
「違うよ、日常とかそういうのはいつ日常じゃなくなるか分かんない不確かなものなんだから。だからこそいつ変わってもいいように記憶に止どめるんだよ」
「なんだよそれ。つかどうしたのゆず」
幸村の顔を見ないで喋りたくる柚子にどこか違和感を覚えた。何か焦っていたり、誤魔化していたりと不安なときの彼女は、いつも人の顔を見ないで要領の得ない言葉を羅列させている。ちょうど今みたいな態度だ。
柚子は余程のことがない限り、こうやって話すことはない。幸村がこんな態度をとられたのは彼女の母が倒れた時か、大事に飼っていた猫がいなくなってしまった時ぐらいだ。
だから、柚子が今とても大きい秘密を抱えていると確信できた。
「何隠してるゆず」
今まで進めていた歩を止めて、幸村は先の分かれ道となる先端にいる柚子の背に問いかけた。何か悩みがあるなら打ち明けて欲しかった、昔から自分が彼女に力をもらったように力をあげたかった。
そんな幸村の問いに答えず、柚子は分かれる道のどちらへ行こうか悩んでいるように一度立ち止まると、予告なしで右の丘へ上がる道を駆け始めた。
「え、ちょっ…待てゆず!!」
これが文系の同好会とよく入賞しているバスケ部レギュラーの差か。男だというのに幸村は丘に着くまで柚子に追いつくことができなかった。


高く昇った太陽が遮蔽物のない丘を照らしている。まだ人の手が加えられていないため、小さな雪原となっている丘は太陽の光を反射させて、白銀の世界を作り出していた。雲一つない空の青と白銀は言葉が思いつかないくらい綺麗で、幸村は思わずここに来た目的を忘れてカメラに収めたいと思ってしまった。
しかし慌てて目的を思い出した幸村は、隣でずっと黙っている柚子の方へ視線を移し、彼女の顔を見た途端戸惑った。
柚子は顔をくしゃくしゃにしながら泣いていた。嗚咽も漏らさず、ただひたすらにその瞳から涙を流し続け、まるでこの世界を写真のように焼き付けようとしている。溢れる涙で周りはぼやけて見えるはずなのに、彼女はこの風景を見続けた。
そんな柚子に幸村は言葉をかけず、静かに空へと視線を戻した。そしてカメラではなく彼女と同じように自分の瞳でこの風景を焼き付けた。
「…ごめん」
どのくらい互いに喋らず時間はたったのか、不意にぽつりと柚子が呟いた。
「ん」
「いろいろとごめん」
「ん」
「幸村にね、今日はいろいろ言いたいことあった」
「…どんな?」
「でも、ごめんしか思い浮かばなかった」
俯いて、風で吹き飛ばされそうな声で柚子は喋りかけてくる。先程と違ってどんな言葉をかけるべきか幸村が迷っていると、柚子は一度拳を強く握って勢いよく幸村のほうへ振り向いた。
「ごめん、ごめん…私、もうゆきと一緒にここにいられない」
柚子の言葉の意味が分からなかった。
分からないはずなのに、頭のどこかでさらさらと"日常"というものが崩れるのを知った。今まで鮮やかすぎて、あまりにも自然すぎて、自分の一部のように思っていた大切なナニカが風に飛ばされていくのと似た感覚に足が竦む。
幸村は柚子の言葉を止めようとしたが、身体は鉄の棒を突き刺されたように動かない。
「他愛ない理由なんだけど、ね。父さんと義母さんの都合で遠くの方に引っ越すことになった」
「…んな…いきなり」
幸村のようやくだした声はとても情けないもので、自分に嫌気がさして仕方なかった。
「ごめん、話自体はだいぶ前からあった。いきなりにしたのは怖くて話さなかった私のせい」
「な…、じゃあ高校は…!?」
「まだ私立の入試が終わったばっかだから、県立にはまだ間に合う」
「そういうこと、言ってるんじゃなくて!!」
思わず声を荒げてしまい、自己嫌悪もいいところだと幸村は思った。自分もそんなことを言いたいんじゃない、違う言葉を彼女に伝えたいのだ。
しかし足りない言葉に託した想いは柚子に届かず、喉の奥に詰まっている。
「あはは、分かってるって…私も同じ高校行きたかったな…」
いつもの彼女にはない、痛々しい笑顔を幸村に向けてくる。涙のせいで目の周りを赤くして、心を隠すように頬を上げていて。
「だからそういうことじゃなくてだ…!!」
見ていられなくなった幸村は身体を思うがままに動かした。誰もいない丘だったのが幸いだ、柚子の肩を引っ張るようにして彼女を自分の胸に抱き寄せた。足下の雪が飛び散ってきらめいている。
「ゆっ、き…!?」
「あー、今更だな、今更だが言うからな。俺は沢原柚子のことが大好きだ。いつからかなんて忘れるぐらい前から好きだった」
ふぇっ、なんて素頓狂な小さい叫びが耳元から聞こえた。でもこちらも茹でられたぐらいに顔が真っ赤なので彼女のことを真正面から見られない。
「そ…そんなこと、言ったって」
幸村のコートを力の限り掴みながら柚子はごにょごにょと呟いた。少し余裕の生まれた幸村がちらりと彼女を見れば、顔を自分のコートでうずめているものの、柚子の耳が幸村と同じく真っ赤なのが確認できた。
「あ、いや引っ越しを引き止めるためとかじゃないからな。ただ純粋にだな、言おうとな、思ったわけでだな?」
「…ゆ、ゆきのばか野郎」
「…ん」
軽く心に刺さった。
「そういうの、もっと早く言え」
「ん」
「…あ、やっぱ言うな」
「どっちだよ」
「ほんとなら、今日は沢山いい思い出つくったんだ」
「…ん」
「で、最後に私が言うはずだった。ソレ」
「……」
「ゆきのばか野郎」
「ん…」
「どうすればいいの…もう頭がパンクしてる」
「あー、キスして」
「死ねばか野郎」
「……」
「あ…やっぱ死ぬのなし。悲しいから」
「どっちだよ、まったく」
「だって好きだし」
「ん、俺も」

※※※

しばらく満足するまで抱き合っていた記憶が懐かしい。
あの後の帰り道、分かれ道で幸村は右を選び、柚子は左を選んだ。行こうと思えば一緒に帰れたが、二人とも自分から別の道を選び進んでいった。

分かれ道でも繋がっている、そう確信できたから。
歩き続ければ、また一つの道になることを知っていたから。

季節は過ぎて、一巡り。幸村は必ず冬が終わりかけた頃にあの丘を登った。
季節は過ぎて、巡り巡る。気がつけば、大学に入る年齢にまでなってしまった。

※※※

季節が巡って、桜が空を桃色に染め上げている。
パシャリと小気味いい音が幸村のカメラから聞こえた。幸村は自分と同じ大学へ入学した笑顔の同級生たちを狙って、もう一度巻き上げたカメラを構えてシャッターを切る。

《パシャリ》

今度の音は背後から聞こえたシャッター音と綺麗に被さっていた。
少しの間、目を見開いてカメラを構えたまま動けずにいた幸村は、苦笑しながら振り向いた。
そこには一つの大きな瞳を構えた女性が、分かれ道を自分と同じように歩き続けた幼馴染みがいた。

「……」
「……」
「よ、おかえり」
「ん、ただいま」
「道、繋がってたな」
「当たり前、もともと一つの道なんだから」

※※※

道は続く
何度分かれ道別れようと
歩き続ける限り
君との道はつながっている

2008年2月17日日曜日

いぃやったぁあ!!

昨日代用機の話題だしといてさっそく今日治った携帯を取りに行った神無です。やっぱ自分の携帯が一番すね

今日は東京マラソンでした。予想してたほどボラは忙しくなくて、うわウチらにゃ42�なんざ走れないねーと喋ることもできました。長距離専門が。

帰りに樹宅に寄らせてもらいました。ゴデ〇バ目的。しかもそのうえお昼も少々ご馳走になりましたありがとうございます。
そこで戦国バサラったりともみのアップルパイ食べたり。そして葵殿にサイトを作って貰ったり。
そろそろブログと小説を分けようと思ってのことなんですが、いかんせん機械音痴を自負してる私です。てゆかメカ用語は見るだけで頭の容量がなくなるため、開放するのはいつになるか分かりません。頑張ります。でも試験も近いんだ…美術課題提出日も近いんだ…余裕ホントないんです…

ミヤタや葵殿にウザくなるほどご教授願うと思いますが、見捨てないでください。

2008年2月16日土曜日

どっせいいいいい

ども久しぶりにパソからの投稿です神無です。

いや、携帯のマイクの調子が悪いんで修理にだしたらシークレットしてたアドレス消えてまして。いや一番やり取りしてる樹やこのブログへのアドレス消えてどうするよ。

というわけでしばらく投稿できそうにありませんどぅーのっとまいん

いや駅伝とかいろいろあったんですけどね、何か過ぎたら描くのめんd
げふげふ。いやどれよか女子にとって大変だったような素敵な日が最近ありますたね、バレンタインでーキィッス。手作りブラウニーとやらを作ったんですがほぼ家族の胃の中に。あれ?すいませn市販で許してください。いやでも市販でだと葵殿のゴデ○バに勝てんよ・・・orz

あいや、んでもって今日は東京ビックサイトに行ってまいりました。
・・・いや夏だったらよかったのにね(笑
明日の東京マラソンにボランティアとして参加することになったので今日はボラに必要なものを受け取りにビックサイトへ行ったんです。いや初めて行ったんですけど本当にビックですねww実際いいたのはほんの数十分なんですけど。その帰り普通に帰ってたらポスターがずらりな場所を通ったんです。そしたらマネさん(オタク)と共に

マネさん・神無「「ほあああああ!!」」
他部員「・・・!?え、どうしたっ・・・てあぁ」
ポスターにはクラナド・逮捕しちゃうぞ・あぁっ女神様!!・おおきくふりかぶって。
さすがオタクの三大聖地(マネさんのクラスの世界史担当談)、夏やらそこらへんの祭典時期じゃなくてもこれくらい普通ってことか・・・!!
マネさん「(おおふりの)いずみ!!いずみかっこよす!!いずみやべえ!!」
神無「ちょ、公共の場!騒ぐなはしゃぐな暴走するな!」と言いつつちゃっかりパシャパシャ撮る。

二人とも終わってるってことで

2008年2月11日月曜日

ただ生きるだけでも、こんなに大変なのに。

「片手だけつないで」よりタイトル。
聖さま一人称は好きです。というかここの文はとても共感できる。

今日は府中にて駅伝です。二年生との駅伝はこれが最後なので悔いないように走りたい。今回が境界線なので、これを機に、心構えを変えられたらなあ…と願ったり。中学のときより、小学生のときより、学年が変わり自立する重みが変わっているとも実感したり。
とりあえずは鶏思考をどうにかしたいです、はい。

で、閑話

バンブーブレードを樹に借りて読んだのですが、

なんじゃいこれってジャンルは百(略

ですか。面白いくらいにみえてくるカップ(略
いや普通に面白いです。ドジっ子サトリはドジすぎかと思うけどあの犬耳?型の髪型が可愛い。ミヤミヤもいい。なんだかんだでミヤミヤ結構苦労してませんか?

閑話休題。これ以降は読まなくてもまったくいいです。むしろ読まんといて(何故

オリジキャラ。
絵をデフォルメですが描いてしまいますた。この前数えたら短編登場人物含めると既に全オリキャラが

緋凰院莫那
神宮寺雪那
伏見あずさ
屋久島呂布(屋久呂)
柳神羅=風宮十種
緋隆黒鋼
飛颯白鋼
燈琉赤鋼
稲辺賢子
楸宮莱華
夛天皇尊
相沢奈津
海原有紀
香坂美咲
津田昌明
白木星宿
白木琥鉄
白石寧音
鬼塚綱吉
工藤和己
佐波和彦
国境俊昭
桜野媛子
宮守呉葉
藍野内朔
篠原玲人
穂村舞麒
辰野加奈
倉稲詩乃
嶺守紗耶
八尾妃音
吉祥桃花
夕雷來良
香坂楔歌
霧野棺凪=刀切棺凪
刀切霧夜
風宮紅葉
風宮蒼葉
梶原奈尾
相沢幸帆
織谷嗚呼
羽羽根翔
片弥珠子
上条奏
析虎白
燈口叶
武仁湊
白木葵
白木空=火渡空
秋元忍=風宮忍
秋元司=風宮司
春川椿=風宮椿
春川榎=風宮榎
春川楸=風宮楸
春川柊=風宮柊
春川楓=風宮楓
桜剣樹
桜鈴奈
鳥羽霞
渡瀬望
朝倉壟
八尾凜
皆川織
椎名薫
椚翔

…………
数えんのがめんどくさくなりました。四十人ぐらいだとは思うのですが。
絵はセイバーと香坂美咲です。美咲は今のところ第三者に女性と認識してもらってません、たとえば

神無「ここんとこ男子の絵を描いてないんだよねー(美咲を描きつつ)」
友達「え、今描いてるじゃん」
神無「……」

一応は女の子ですよー
彼女は鎖を使います。そこらへんにある鎖を引っこ抜いて無断で使います。
五大貴族の香坂一族の跡取りなんて大層な称号持ちですが現在は双子の片割れの雪那と共に家出中。家の追っ手を追い返しながら暮らしてます。
雪那とかいてせつなと読む。美咲と雪那は前世からな勢いで絆が深いので二人とも二人が一番大切な存在。二人より好きな人は互いにいますよ?

と設定をずらずら書いてすいません。

駅伝頑張るぜよー

2008年2月10日日曜日

agape

ここんとこ、頭のネジやらなんやらが壊れ気味な神無です

何がどう壊れ気味って。自分の暴走を制御できない、というか。うん?お前は餓鬼か?

いろいろと危ない。いろいろと危ない私はいろいろとやってるわけですが。やってらんないんですが。夜更かしとか落書きとか戯言とか。駄文失礼。

昨日書いた小説?もどきなんてもう。

絵は何故かクラウドと蓉子さま
みすまっち

2008年2月8日金曜日

夢想狂騒曲 caprice

流転運命で黎明運命

夕暮人生な相反世界

憂鬱波紋が風化選択

疑問日常と泡沫人生

残留映像の浮遊憎悪

絶対存在は調律幻想

溶媒幸福と偽善悪事

羅列螺旋で永遠路線

※※※

—こんにちは—

…コンニチワ。

—あなたは、私を求めてくれますか?—

貴女がソレをノゾムなら。

—あなたは、私を赦すことはできますか?—

貴女がソレをノゾムなら。

※※※

夢の中で、いつも会う少女がいる。姿形は目覚めると忘れてしまう少女。彼女に残るのは印象だけなのだから、性別さえも怪しいかもしれない。
その印象、それは儚い。雪よりも透明で、花よりも容易く手折れそうで、私が動いたその影響だけで消えてしまいそう。
そして、脆い。多分どの繊細な硝子細工よりも、限りなく薄く張られた氷よりも、幼児が作り上げた揺れる積み木よりも。

彼女はダレナノカ
彼女はナニナノカ

私はそんな疑問たちにとり憑かれている。
そして彼女に会いたいと願っている。

彼女はダレナノカ
彼女はナニナノカ

ぐるぐると疑問が弧を描く。夢の中、彼女の周りで弧を描く。言の葉は相手へ落ちることなくただ茂る。

応えに答え
問いは遠い

望む答えは夜明けにある。恨む応えは夢の中に。私はどちらを選ぶのか、自分でさえわからない。自分だからこそ、分からないのかもしれない。そもそも私はコタエを欲しいのかさえも、明確ではなかったかもしれない。

応えに答え
問いは遠い

緩やかに群青は暁の色へ流転してゆく。星の輝きは陽の輝きへ吸い込まれ、月は蒼白く顔を変える。今日もまた、夢は終わる。今日がまた、夢を紡ぐ。

少女は光を受け取り、
少女は幸を受け取り、
少女は愛を受け取る。

嗚呼、昨日に感謝。私を抱えて過ぎたことに
嗚呼、今日に謝罪。私が無力に生きることに
嗚呼、明日に祈願。私に帰る地があることに

泡沫の意識が共に浮かぶコタエを見つける。言の葉が雨のように降り注ぐ。

彼女はダレナノカ、夢の少女は、私なのだ。

彼女はナニナノカ、夢の少女は、時なのだ。

泡沫の意識が浮上する。言の葉は全て落ちた。

もう話すこともない、もう知ることもない。

これにて夢想狂騒曲は終焉也、またのお越しをお待ちしましょう。

2008年2月7日木曜日

優しい鎖

白き花びらの頃の蓉子中心話です。時折意味不かもしれません。口調とか違ってたらすみません

※※※

彼女は貴女にとって天使で、彼女は貴女にとってかけがえのない存在だ。

じゃあ、私はいったい貴女にとって何なのだろう…

※※※

「蓉子はどうか分かんないけど、私の聖の印象てさ、消える、なんだよね」
突然の江利子の言葉に、私は手に持っていたコップを落としてしまいそうになった。
ここは薔薇の館。お姉さまがたや妹たちはまだ到着していないため、そして滅多に来ない聖もやっぱりいないため、まだ部屋には江利子と私の二人だけしかいない。
今の時期はこれといった企画もないので、特に話題もなく、それぞれ好みのお茶を飲んでいたところに江利子は私にとって爆弾のような発言を投下してきた。
「聖が、消える…」
「そう、どこかに突然ふらふらって。予告もなく予兆もなくあてもなく」
でもまあ、今の彼女なら行くところは久保栞がいる場所でしょうけどね、と少し皮肉めいてから江利子は再びお茶を口に含む。たしかに、今の聖に久保栞は欠かせない存在となっている。
今まで人に興味というものを示さなかった聖を知っているからこそ、彼女の存在の大きさがよくわかった。そして彼女たちが突き進んだその先の結果も、月日が過ぎる度に考えたくはない予測が確実なものになってゆく。
「蓉子?」
「え…、ええ、確かにそんな感じはするわね…」
私は心空ろに返事をした。ここのところ、私の中には一人の友人に対しての不安と焦りが渦巻いている。白薔薇さまやお姉さまはそれを知っているのかいないのか、小さなミスを続ける私に何も言わない。
その不安の源が私の"お節介"だと自覚はあった。私が聖に世話を焼かなければ、彼女の幸福な生活の水面に波紋を生じさせることはない。
だけど世界は彼女たち二人だけで構築されているわけではないから、私という"お節介"な存在もその世界に関わっているから。未来に傷つくと分かったら、それを防ぎたい私は貴女に嫌われたとしても、行動してしまう。助けたい、硝子細工のような美しく繊細な彼女が傷つくのを見たくない、守れるなら憎まれ役だって引き受ける。
「…ま、たわいのない話もそこそこに。今日はちょっと用事もあるから、私はもう帰るわね」
お茶を飲み干したのか、もう湯気のでていないコップを持ち上げながら江利子は帰り支度をし始めた。
「そう、私はお姉さまが来るまでいることにするわ」
「ごきげんよう」
「ごきげんよう」
リリアンの挨拶を終えると、江利子は振り返らずに手だけをひらひらさせてビスケット扉の向こうへ消えていった。
静寂が、薔薇の館を包む。時計の音が一秒ごとにそれを破るのが鬱陶しくて、電池を抜いてやろうかと考える。隣に誰もいないことがこんなにも苛つかせるのは初めてで私は少し戸惑った。
私の苛つきは心をばらばらに崩してゆく。心のパズルに一つだけピース足りない、必死に探す私をみて聖が冷ややかな笑みを浮かべている。彼女の手の平には最後のピース。

聖、それをちょうだい。残りの一つなの。

呟く私に、けれど彼女は苦笑しながら、背を向け去って行く。先程の江利子のように振り返らずに手だけをひらひらさせて去って行く。
行かないで、行かないで、

※※※

珍しい光景だ。聖はしばらく扉の前で固まってしまった。
今日は栞は用事があると言ったのでマリア像まで彼女を送った後、久し振りに薔薇の館へ行くことにした。特に企画もない時期だから座談会となっているだろうなと考えていたものの、いざビスケット扉の前に立ってみると物音一つしないではないか。仕方ない、誰かいないかどうか確認してからさっさと帰ってしまおう、そう思って開けた先に視界へ飛び込んできたのはなんと紅薔薇のつぼみである友人、水野蓉子の居眠り姿だった。
いつものお節介で世話焼きな何かと完璧にこなす彼女が眠っているとは。何もない季節なのだから疲れたというわけではあるまい。
紅茶も飲みかけで、少し寝苦しそう。滅多にない彼女を観察することは丁度良い暇潰しとなった。
耳を澄ますと何か寝言も言っている。よく聞こえなかった言葉が次第に蓉子の大きくなる声に乗って聖の耳にまで届いて来た。
「いか、ないで…」
とても苦しそうに、切なそうに、悲しそうに、蓉子の口から言葉が洩れる。
「いかないで…!」
「何処へ誰が行くのよ?」
「うわっ!?」
このまま寝かしていると目覚めを悪くさせるだろうと声をかけたら、飛び跳ねるように蓉子は身を起こした。
「ごきげんよう」
「え、えぇ、ごきげんよう…じゃなくて。聖、いつの間に来ていたのよ。起こしてくれてもよかったのに」
「別に。たまには大変そうな蓉子を休ませようと。後、滅多に見れない友人の寝ぼけ面も見られたし」
自分のふざけた答えに蓉子は眉にしわを寄せながら、冷めた紅茶を入れ替えるため席をたった。そんな姿をみて少し上機嫌になった私はさらに質問をなげかける。
「で、何処へ誰がいくのよ?」
「………」

※※※

「………」
私は答えず、おかわりした紅茶を飲んではぐらかすことにした。そろそろお姉さまか妹が来てもおかしくない時間だというのに、まだこの部屋には二人しかいない。聖はまだ私の夢に興味を持っているらしく、透き通る瞳でこちらを見つめていた。
だけどそれもしばらくのことで、無言を突き通す私に呆れたのか興味を失ったのか、顔を横に向けて窓の向こうへ視線を移した。
あぁ、これが怖かったんだなと思考の片隅で思う。
そう、私は怖いのだ。聖が何かに興味を失い、雪のように消えてしまうことが。久保栞ではない、他の周りの何かへの興味を失ったらきっと彼女は飛び立って行く。さしずめ、私は聖を地上に束縛する鎖だ。天使たちが飛び立った蒼空に待ち受けるのは、きっと硝子細工が砕け散るような現実だから。
なのに少しずつ、少しずつ、私という鎖は細くなり錆びついてきている。側には白薔薇さまもいるが、それでも足りない。
聖がコーヒーを飲み終わり、水道へ行くのが見えた。雰囲気からすると私以外誰もいない薔薇の館にいる意味はないらしく、帰るつもりだ。
その姿が先程の夢の聖にそっくりで、私はさらに恐怖に囚われた。私の心の最後のピースを手に持って、千切れた鎖から開放されて、空に飛び立ってしまう。そう思うと共に、私は頭で考えるより先にコップを洗い終わった聖の手を掴んだ。
「…なに、蓉子?」
聖は訝しそうな顔をして私に尋ねる。
「あなたなのよ…」
「え?」
俯いて、呟く私に聖の声が降り注ぐ。
「さっきの質問の答えよ…あなたがどこかへ行ってしまいそうで怖かったの…」
「………」
「どことは言わないわ、ただ、いかないで…ここにいて…」
私は彼女の目ではどう見られているのだろう。私は彼女が硝子細工にみえる。束縛されるべきではない天使にみえる。
だけど聖は人間で、地上から消えてはいけない存在で。
「…蓉子、痛い」
「え、あ…ごめんなさい」
少し強く掴みすぎたらしい。慌てて手を放すと聖は赤みがさした手をぷらぷらさせてから溜息を一つはいた。そこにどんな意味があるか、それは彼女自身しか知らない。
「遅れてごめーん、ちょっと先生に捕まっちゃって」
二人の間に沈黙が降りるか降りないかの頃合に、ビスケット扉が開かれて白薔薇さまと私の妹の祥子が現れた。わざわざ白薔薇さまは祥子と肩をくんでの登場である。
「って、おや珍しい。聖が来ているなんて久し振りじゃない」
「ごきげんよう、お久し振りですお姉さま」
「なになに?また私が祥子と一緒に来たのが気に食わないの?」
「自分の妄想を膨らませないでください」
白薔薇姉妹が言い合いをしている間に祥子は静かに私の隣へ納まった。そして私に一度顔を向けると綺麗な顔の表情を曇らした。
「お姉さま、何かありましたか?」
「えっ…ううん、何もないわ。心配かけるほど顔色悪かった?」
「いえ…ただどこか苦しそうというか、そのような感じがして」
相変わらず、祥子は人の感情に関してとても敏感だ。隠そうとも、すぐに見つけられてしまうみたいだった。
「そうね、少し苦しいかもしれないわ…でも大丈夫。このくらいで折れてたら、私はとっくに"お節介焼き"の性格を返上してるもの」
祥子は話についてこれずに戸惑っている。
白薔薇さまはまだ聖で遊んでいる。
聖は少し困った顔をしながら彼女のお姉さまと話している。
それでいい、聖や久保栞には悪いけれど、まだ貴女たちを地上から放すわけにはいかない。
いつかは切れてしまう鎖だけど、いつかは崩されるパズルだけど、まだ磨けば錆は落ちるし、パズルはまだ完成さえもしていない。
がんじがらめでは硝子は砕ける。あなたにとって私は何なのかは分からないけれど、私はあなたにとって何であるべきか。それの感覚だけでも掴めたと思う。

悪いけれど、まだまだ私はあなたに"お節介"をしてしまいそうだ。

2008年2月3日日曜日

どうも、雪です!雪です!雪です!しつこい!

関東は久し振りの大雪だそうで。おかげで犬の散歩はお休みでしたが代わりに雪かきしました。やばい、腰いたい。何気に筋肉総動員。
コタツがない代わりにお汁粉飲んで、パソコンしまくり…となんか正月かお前はと言いたくなる生活です。

それはともかく、やっとサモンナイト2クリアしました!!やほーいやほーい!!プレイ時間は80時間ほど、寝たのは朝の四時あたりという。
ぶっちゃけサモンナイトシリーズではエクステーゼを除き、初めてのクリアだったり。長かった…長かったさ…!
最高レベルと最低レベルの差がとても可哀相な感じだった。カザミネさんとか双子やらにいたっては資金調達のため身ぐるみはがされる始末。逆にモーリンには武具・軽装ともに最強のものを装備させましたがなにか。
EDもモーリンでよかったですが、ありゃどっちEDなんだと言う感じも否めない。膝枕最高ですが。

随分とシュミレーションゲームやってたのでそろそろアクションゲームが恋しかったり。サモエクやろうか.hackやろうかキンハやろうか…むむむ。

2008年2月1日金曜日

逸鬼刀閃(いっきとうせん)

ここのところ神羅万象チョコのクオン熱がやばいので、一気に描いた白面九尾ver.

修正液が…